シリーズ5

ダニアースパウダーを水に溶かして上澄み液を作り、それを
脱水しおわる前の段階で洗濯物に染み込ませて陰干しするという手がある。
上澄みに殺ダニ成分が溶け出してるので、それが布にコートされる式。
陰干しじゃなく直射日光や乾燥機で乾かすと殺ダニ効果は少し?落ちるはず。
危険性に応じて、ダニクリンの仕上げ剤=ダニ避けと、そのパウダー上澄み、
そして熱湯処理を単独や組み合わせてやりました。
熱湯処理は服やタオルにより色落ちするのもあったし、パウダー上澄みは
時々沈殿したはずの粉もまざってるけど、まあなんとかなるw

確実に殺ダニ効果のあるのは熱湯やアイロン(高温)とフェノトリン。
  乾燥は効果があるが少し時間がかかる。まめな掃除機がけは必須。
  フェノトリンによる部屋処理(バルサン等)は1週毎で計3回は必要

・木の中に入り込んだりするってことはあるんでしょうか
・大量発生はしません。燻蒸剤で、早い時期(これ重要)に燻蒸、ダニに入りこまれる前に
殺虫剤を染み込ませましょう。
ただ、繰り返しになりますが、木の場合は布と違って掃除で何とかなります。
しょっちゅう気にしてこまめに掃除していれば
対処できますので、薬剤怖い!という場合は労力を惜しまずやるしかないでしょう。

*殺ダニ剤はピレスロイド系のフェノトリンを有効成分として含むものの1択。
  バルサンにしろアースレッドにしろ、燻蒸剤は対ダニ用と対ゴキブリ用等の
  別(成分も微妙に違う)があるから買うときは用心。
  成虫に対し神経毒作用で殺ダニ。哺乳類は大量に吸い込まない限りは影響でにくい筈。
*燻蒸剤つかうにしても、有効成分は成虫に対する神経毒なので、卵には有効じゃない。
 だから成虫やっつけて、残ってるだろう卵の孵化にぶつける意味で1週間とか間おいて計3回
 焚くことでダニの繁殖サイクルを完全に切る。
結核他の細菌と同じく、薬剤は使うならきちんと使わないと、薬剤耐性種が登場してしまう
 可能性あり。きっちりやるべし。
*ダニへの忌避効果をうたう製品は、ダニを即殺せずに追いやる。直接人間に接する場所から
 追いやることで連中の餌を断ち、じわじわと滅ぼすw 殺ダニ剤との違いを知って使うのがよい。
(きちんと掃除するのが前提と思われ。大発生時に殺ダニ剤抜きでというのは、たぶんムリポ
熱湯処理やアイロンがけ。厚い生地の縫い目なんかは熱が伝わってない可能性あり用心
*熱処理しにくい衣服や小物類は、殺ダニ成分のパウダーとともにビニール袋へ密封、
 用心して3週間ほど放置してから普通に洗濯するなりなんなり。
 パウダーを水に溶かして上澄み液を作り、衣服・布に浸み込ませる手もあり。
*忌避剤も殺ダニ剤も、それで処理した衣服等は陰干しがいい。高温乾燥や直射日光だと
 有効成分がいくらか飛んでしまう可能性あり。熱も加えたければ手間を惜しまずに、
 加熱処理→薬剤処理&陰干しなど工夫するべし
殺ダニ剤が効かない時は、製造年月日を確認
殺ダニ剤が明らかに効かない時、他の可能性は大繁殖地になってる布団、カーペット、
畳なんかが原因かも。惜しまずに捨てれ

冬になってもこれ(煮洗い)と掃除と燻蒸(そして畳のない、布のない部屋)
をやり続けないと、根絶はしませんよ。