出産
6/22 午前2時ころからなんとなく怪しいおなか。
20日に前駆陣痛があったから、それだろうなと騙し騙し。
でも、20日があったから、入院の準備も済んでたんだな。良かった。
それでね、ドキドキしながらお布団に入ったの。
いやくるかなぁと思いながら。
で、5時。
だめだこれは、本陣痛だ、と思い、なんとなく1階へ行き、入院の準備。
洗濯してなくて、でも、もうまとめて実家に渡そうと決めた。
分別ごみが大量に玄関にあった。捨てたかったのになぁ、土曜日。
でも、もう、すべては来週です。
痛むお腹に力が入らず、何もできない私。もっと早く寝とけばよかった。
かつがいず、6時にメール。返答なし。
電話にも出ず。もうどうしようどうしよう、と一人悩む。
今日22日はたつ子さんが「この日だけは避けてね」と言った日。
言いにくい…。
でも、もうどうしようもないわ、と腹をくくり、台所へ。
今日出てしまいそうです、と。
かつに送ってもらうつもりだったけど、いないから困ったなぁ、
でもとりあえず妃菜柚衣が起きるまでは待ちます、と。
うーん、と10分おきに陣痛がくる。やばいかなぁ、安産教室で言われてたのになぁと困る私。
で、7時。「ママ―」と妃菜の声。よし、きた、と2階へ行く私。
柚衣も目覚め良く起きてきた。
「あのね、お母さんのおなか痛くなっちゃったの、赤ちゃん出てきそうなの、
ごめんね、今日支援センター行くって言ってたけど、行けなくなっちゃった」と説明。
妃菜がおんぶで柚衣が歩っておりた。
着替えておしっこして、でもかっちゃんがまだ来ないから、たつこさんに送ってもらうことにした。
あ、起きる前に村田さんに電話したんだった。まだ陣痛は弱いけど10分間隔ですって。
そんで、妃菜と柚衣を連れて病院へ。大雨だった…。
どんな心境だったのかな?2人は。
不安だったかな?心細かったかな?泣いてはいなかった。突然だったから、状況が呑み込めてないのかもしれないね。
で、2階に上がり、着替えて分娩台に座り、助産師さんに子宮孔チェックされた。
まだ5?かなって。
しばらくするとかつがきた。けど、おうち帰って妃菜と柚衣をみてあげてって言って帰ってもらった。
まだ生まれなさそうだから、と。
また座って、一人過ごしてた。途中うんちがしたくなって、トイレへ。
うんちたまってるみたいねって言われて、わかるのねぇとびっくり。
で、トイレ行って軽くうんちして、そしたら刺激されたのか一気に重たい陣痛が来た。
ううう、とトイレでうずくまる私。
うんちすると、一気に進むんだって〜納得。
また座って、痛い痛い、あぁこれだこれだ、この腰の痛みが、本物だ、とうっすら思い出した。
ギャー痛い、でもまだ8センチ。
うー、うんちでちゃう〜に、いいよだしなさい、と助産師さん。
もりもりもりーとちょっと下痢便が、かなり長いことでてました…もうすみませんって謝ってた。
あぁぁ。
そんで、出し切った後、陣痛の痛みとともにいきみました。が、でず。
あれ、こんなに踏ん張るんだったっけ?と冷静な頭もあり、まったくでないなぁという感覚もあり。
3度目ってすごいわね。
あれーでないなぁ、としゃべってみたり。
で、3回目のいきみで、でたー、声もでっかいのが出たー「あー」って。
頭が出た後も、辛い辛い。体がね。
いきみたいんだけど、体は自然に赤ちゃんからでてくるからいきんじゃダメって。
はっはっはっと息をして、いきみを逃がす、と。
でも、でも、いきみたーい!!!たすけて〜と何度叫んだことか…。
2,3人くらい看護師さんがついててくれたから助かった。
今考えたら、8時半くらいで、夜勤と通常の人たちがいる時間帯だったんだろうなぁと。
で、すぽん、とでたら、あーでた、と思った。
なんだ、その時の感想は、すごく冷静で、あー疲れたってこと。あはは。
へその緒がつながってる姿を見て、わーと思ったけど。
はじめて冷静に見れたかもね、その姿。
胎盤も見せてもらった。外側から見てる感じなので、膜をかぶってるように見えた。
あぁこんなもんか、と。
会陰がちょっと切れたね、と、先生が登場し、縫い縫いした。
痛かった。膣の部分に指を置くんだもん。そういうとこ、無神経だよね、村田先生。
藤田先生はとってもとっても丁寧だった。いろんなことが。
そんでしばらくして、赤ちゃんがやってきた。
カンガルーケアで、1時間くらい一緒にいるんだって。
でも、そんなのちょっと不安だし、私はもう疲れ果ててるし、赤ちゃんは泣いてるし、
もういいよー持って帰ってー、と思ってました。
赤ちゃんくる前に、そういやかつに電話したんだった。
妃菜柚衣たつこかつがやってきた。
柚衣は「赤ちゃん赤ちゃん」とペタペタさわったり笑いかけたり。
妃菜は避けるでもなく、でも眺めるわけでもなく、触るわけでもなく。
抱っこするーという柚衣。
妃菜もする?に、無反応。
そっかそっか。
ちょっとして帰って行きました。
そのあと、一人でその部屋で寝てた。
お部屋に案内されて、寝てると、すぐにみよ子婆とさちこおばちゃんがきた。
赤ちゃんみて、パンおいてった。