さようなら

コルサちゃん、ありがとう。

大学3年の春に、ガイア経由で私の元に15万で来ましたね。

それから、みどりはいつ→公団引越し、あなたを3〜4往復して一人でしました。

意外にたっぷり入ったので、楽でした。

そういえば、陽子ちゃんの彼氏の引越しもあなたとしましたね。

ガイアにみんなで行く度に、あなたは活躍しましたね。

雪の日、わだちにはまってしまい、何回転したか覚えてないけど、ぐるぐるしてしまい、

やべぇな、こりゃダメだな、と思ったけど、あなたは無傷で、しかも私もみんとも無傷でしたね。

守ってくれてありがとう。

北海道でもっとあなたと走り回ればよかった。

ガソリン代がもったいなくて、遠出はしなかった。早北までだね。三和ちゃんち。

それでも、十分だった。

大学卒業後、私が悲しみに打ちひしがれているとき、あなたと私で京都まで引っ越しましたね。

業者さんにぎりぎりで運んでもらったから、あなたは大量の荷物を運ぶことになりましたね。

それでも、頑張ってくれましたね。

はじめてのフェリー。はじめての猫たちの遠出。

どれもあなたがしっかりしていたおかげでうまくいきました。ありがとう。

京都について、初めての道だけど、なんとか到着。

1週間以上、大荷物を入れたまま、あなたと病院に通いましたね。

やっと家が決まって、荷物をおろして、タイヤも替えて…そういえばはじめて他人任せで

タイヤを交換したんだった…いつも私がやっていたのに。

でも、やっぱり他人にやってもらうのはラクチンだし、安心ですね。

京都でもやっぱりあまり遠出をしなかったけれど、週一回、舞鶴まで通いましたね。

札幌ナンバーにいいなぁと言われ、嬉しかったことを覚えています。

私も、あなたの札幌ナンバーが大好きでした。

見かけは決してかわいくはないけれど、いつも一生懸命なあなたが大好きでした。

あぁ、そういえば、買ってすぐ、サイドブレーキをひいたまま10キロくらい走ってしまいましたね。

スーパーで、前に柵があることに気がつかず、ぶつかったりしても、

すでに傷持ちのあなただったから、多少のことには動揺せずにすみました。

でも、舞鶴に行くときに携帯を携帯してるか確認したくて手を伸ばしたら、

車も左にそれていき、フロントのライトを破損してしまったのは…悲しかった。

ヤケクソになってたのもあって、悔やんでも悔やみきれない出来事でした。ごめんなさい。

かっちゃんに会いに行って、でもダメで、その帰り道、あなたに乗りながら大声で泣いたなぁ。

あなたに乗りながら泣いたことは数知れず。

そういえば、かっちゃんにダメって言われた札幌の帰りでも、ずっと泣けなかったけど、

あなたの中で大声で泣いたっけなぁ。

いつも守ってくれたんだね。本当に本当にありがとう。

そして、金沢に来て、富山に何回もあなたと通って…

気付かなかったけど、もしかしたらあなたは「よかったね、戻れて」って思ってたかもね。

なんで車を変えようかと思ったんだっけ?

自動車税も車検も、軽にしたらだいぶ安くなるからって考えたからだった。

あと、気に入った車もあったし。

でも、いざとなると…まだまだ乗れたかもしれないなぁって思う。

たしかにもう13歳だけど、でも、一度も故障してないんだよね。

乗れたんじゃないかなぁ。

周りに負けちゃった感じがするから、なんか納得できないんだ、多分。

お母さんもお父さんもまめもみやはらさんも、(苦笑)ってかんじでさ、

なんかイヤだったんだ、それが。

でも、京都にいたときから変えよう変えようと思ってたんだから、私の意志なんだけどね。

長い目で見て、変えようって思ったんだ。

どうせあと2、3年で変えるなら、もう軽の新車買っちゃえって思ったんだ。

廃車ネット見たら、9000円で売れたんだ…。

でも、もし売ってしまったら、誰かにボロボロにされて廃車になるんだろうな。

それに比べたら、代車で使われてた時代を経て私のところで5年間、

それで終止符を打ってよかったんじゃないかな。

さっきまでは私の車だったのに、今はもう、所有者がいないけど…。

そんな風に悲しく考えちゃイカンよね。

コルサちゃんに今は感謝してるんだ。

ホントに色々あった5年間だった。

引越しも、涙も、新たな世界への移動も、その傍らにはあなたがいたもんね。

あなたが居なかったら…なんて考えられないよ。ありがとう本当に。

伝わってる?悲しんでないよね?それだけが、心配なんだよ、私。

でも、週一とかでしか乗ってなかったし、そんなに気にしてないかもな。

じゃあねぇ!ぐらいかも。

私一人でめそめそしててさ。いいんだ、コルサちゃんが元気ならば。それならいいんだ。

ガソリンがランプついててドキドキしたぁ。最後までドキドキだったよ。間に合ってよかった。

思い出がいっぱいだ。

まだ書いてないことあるかもね。

その時はまた書くよ。コルサちゃん、本当にありがとう。

あなたがどんな風にリサイクルされるかわからないけど、は!掃除全然しないで渡しちゃったなぁ。

ちょっとハズカシカイかも。あちゃ〜やっぱ知り合いとやりとりは面倒だなと心から思った。

もどるね、リサイクルされてどこかで活躍してると嬉しいなぁ。

私がめそめそしてちゃいかん。

新しいジーノちゃんは、ね、もう良い感じだし。ブレーキの甘さがコルサちゃんと一緒だから安心。

コルサちゃん、ありがとね。おかげで私は幸せになれたよ。

見守っていてください。私も忘れないから。じゃあね♪