もうやめてくれぃ

虚しいというか悲しいというか、なんかよくわからないけれど、ため息でちゃう気分だ。

学校からなんか送られてきてて、

「まさかさよなら記念の何かかしら」なんてちょっと思っちゃった自分がイヤだ。

ビリビリあけると、DVDがぽんと1枚入ってるだけ。

手紙も何もなし。

まぁ、山口先生が言ってたもんね、送るってさ。

それなんだろうけど、でも、なんか一言書いてあってもいいんじゃねぇの???

べらんめぇ口調になっちゃったけど、ホントいい加減にしろって言いたくなる。

私が細かいだけかな。

でも、そんくらいの気配りってあって当然じゃないのかなぁ。

いくら好きじゃない人に対してでも、それくらいの配慮が出来る人間になってほしいなぁと

切実に思ったよ。

森藤さんから言わせれば、よく気をつかってくれる子、なんだろうけど。

まぁ、そりゃ職場の同僚や先輩に対してだもん、当たり前だよな。

謝恩会でもよく頑張ってるなぁと私だって感じたもんな。

でもさ、だからって、なんかなぁ…私が気にしすぎなんだろうか…。

あ〜あ、もういいやって思ってたところなのになぁ、くそ。

あそこの奴ら、みんな嫌いだ。っていうか、みんな冷たい。

北村さんもそれは言ってるけどね。

仕事仲間としてしか付き合えないのは、私は基本的に嫌なんだよね。

人間的にも好きになれないと、どうもうまく付き合えない。

だから、あの1年間は上手くいかなかったんだな、と今更思うのでありました。

それだけの話だな。うん、うん。

私はいつも、納得できないことがあるとモヤモヤする。

結局山口先生もそうなんだろうなぁ。

人に対する気配りってのは、その場その場でだけなんだろうなぁ。

ん、上手く言えないんだけど、心から気配りできる人ではないんだろうなってこと。

そんな人のほうがめちゃ多いけど、たまたま私にとって気を配ってほしい立場の人間だったから

余計にそう感じるのだろう。

別に彼女が悪いわけではないんだよね、たまたまそういう立場での関係であったから

ぐちゃぐちゃと私が思ってしまってるだけなんだよね。

森藤さんだってはっきり言ってしまえば、超自己中心だけど、

別に私との関係上それは問題にならないからやっていけるだけの話であってね。

そんなもんさ。